ほぷしぃ

PHPを使ってみよう

PHPとは /  環境を整えよう

環境を整えよう

インストールの手順

兎にも角にも環境を作ってみましょう。
今回はWindows系での環境作成です。
順番としては・・・

1.各種ファイルDL
2.Apacheのインストール
3.PHPのインストール
4.httpd.confの設定
5.動作確認

となります。順を追って見ていきましょう。
この記事を書くにあたっての筆者が試した環境と各ファイルのバージョンは
WindowsXP+Apache1.3.28+PHP4.3.1となっています。

注意:Apache、PHP共に過去のバージョンには
セキュリティホールがあるためパッチの適用か、この記事で使用しているバージョン以上への移行を
強くお勧めします。詳しくは各アプリケーションの開発元へ

各種ファイルDL

まず、必要なファイルのダウンロードをしなければ話が進みませんので、
以下のサイトからwindows版バイナリをダウンロードしてきてください。
Apache 1.3.28 http://httpd.apache.org/dist/binaries/win32/
PHP 4.3.1 http://www.php.net/downloads.php

Apacheのインストール

ダウンロードしたら、zip等の圧縮形式の場合は展開してから実行。
msi版の場合はそのまま実行すればインストールが始まります。
msi版を使える環境であればできる限りmsiファイルをダウンロードしたほうが
ウィザード形式で設定できるので
後から自分でするべき設定が少なくなって初心者には便利です。
途中、ドメイン、サーバーネーム、メールアドレスを聞かれますが
今回は、外部公開サーバにするわけではないので
ドメイン、サーバネームは自分自身を表わすアドレスの"127.0.0.1"を、
メールアドレスは自分のメールアドレスを入れて下さい
後は、そのままの設定で進めていけばインストールは終了です。

PHPのインストール

Apache同様にダウンロードしたら
適当な場所にフォルダを作って展開します。
ここではCドライブの直下にphpというフォルダを作って
そこにファイルを展開することにします。
そして、phpフォルダに展開されたphp.distributeをphp.iniにリネームします。
次にこのphp.iniを
c:\windows(環境変数"%WINDOWS%"に指定されている場所)にコピーします。
最後にphpフォルダのphp4ts.dllを
c:\windows\system(WindowsNT系はc:\windows\system32)フォルダにコピーして終了です。

httpd.confの設定

次にPHPを動かせるようにApacheのhttpd.confに以下を追加します。
"LoadModule php4_module c:/php/sapi/php4apache.dll"
"AddModule mod_php4.c"
"Addtype application/x-httpd-php .php"
それぞれ、"LoadModule","AddModule","Addtype application"で検索すると
上記のような記述がたくさんある部分がありますので
それぞれの最後尾に書き込んで保存してください。
これで設定は終了です。

動作確認

お疲れ様でした。ではさっそく動かしてみましょう。
起動はwindowsのスタートメニューから
プログラム→Apache HTTP Server→Startで起動します。
ちなみに終了時は同様にプログラム→Apache HTTP Server→Stopで終了です。
簡単ですね。
ではApacheを起動した状態でブラウザを起動して
"http://127.0.0.1"にアクセスしてみましょう。
「このページが見えていれば設定は成功です」という趣旨のページが見れていれば
Apache側はOKです。
そして最後はPHPが使えるようになっているかですがこれは、
新たにファイルを作りましょう。

<html lang="ja">
 <head>
  <title>testPHP</title>
 </head>
 <body>
  <?php phpinfo(); ?>
 </body>
</html>

見慣れないタグがありますがこれは、
"<?php"と"?>"でくくられた部分がPHPだということを表わすものです。
phpinfo()はPCにインストールされているPHPの設定情報を表示させるための関数です。
では上記ソースをphpinfo.phpとして保存しましょう。
phpファイルを認識するにはApacheを経由しないといけないので
Apacheをインストールしたフォルダの下にあるhtdocs下にサブフォルダを作って
そこに先ほどのphpinfo.phpを置きましょう。(ここではinfoというサブフォルダを作りました。)
ではアクセスしてみましょう。
アドレスは"http://127.0.0.1/info/phpinfo.php"になります。
このページを開いた時にphpの各種設定内容が表示されていればPHPも設定OKです。

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